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「便秘茶を飲んでみたいけど、正しい作り方や飲み方が分からない」
「お茶を飲んでも便秘への効果をいまいち感じることができない・・・」
「便秘茶でお腹が痛くなってしまった!」
こんな悩みはありませんか?便秘はお茶で健康的に解消することができますが、大切なのは飲み方です。
間違った方法や量で便秘茶を飲むと、効果を感じなかったり腹痛を引き起こす危険性があります。
便秘を改善する正しいお茶の飲み方をマスターして、お通じを良くしていきましょう!
1.基本的な便秘茶(ティーバッグタイプ)の正しい作り方・煮出し方
最初に、美味しくお茶を煮出す基本的な方法をご紹介します。
1-1.便秘茶の基本的な作り方の3ステップ
- やかんに適量の水(1リットル前後が良い)を入れてお湯を沸かす
- 沸騰したらティーバッグを1包入れて約3分間煮出す(お好みで調整)
- 出来上がったお茶は別の容器に入れ、冷蔵庫に保存する
もし便秘茶のパッケージにこれとは違う方法が載っていたら、パッケージ表示に従って作って下さい。
1-2.便秘茶を煮出す時の注意点
- 最初は必ず薄めに作って徐々に濃くしていく
- 作ったお茶は2,3日以内に飲む
- 食物アレルギーに注意
やかんとお湯さえあればすぐに作れるので、たくさん作っておいて3日ほどかけて飲むと楽です。
2.便秘茶の効果的な飲み方
次に、便秘茶を効果的に飲むポイントや注意点について説明します。
- 寝る前に1杯、起きてすぐ1杯
- タンブラーや保温ポットを活用
- 1日に必要な水分量を摂る
- 日中はこまめに少しずつ飲む
- お茶はホットもしくは常温で
- 最初は薄めに作って、徐々に濃くして飲む
2-1.飲むタイミング
2-1-1.便秘解消のカギを握るのは寝る前の1杯と起きてすぐの1杯
お茶を飲む時間帯で、最も効果的なのは就寝前と起床後です。
就寝前に便秘茶を飲んでおくと、寝ている間に腸内環境を整えて、翌朝すっきりと出る効果が期待できます。
さらに、朝起きてすぐの時間帯も1杯お茶を飲みましょう。
朝に水やお茶などの水分を摂ることで、胃腸が刺激されて動きが活発化します。
胃腸に刺激を感じると、脳に信号が送られて便意を感じます。
寝る前と朝に1杯のお茶を飲むことで、寝ている間に消化された食べ物が便となって排出されやすくなるのです。
2-1-2.タンブラーや保温ポットに入れて外出先でも飲む
お茶は外出先でもこまめに飲めるよう、タンブラーや保温ポットに入れて持ち歩きましょう。
日中少しずつ飲むことで、胃腸が温まって活発に働いてくれます。
容器は煮沸消毒などをして清潔なものを使用しましょう!
2-2.飲む量
2-2-1.成人女性なら1日1.5リットル~2リットルの水分量を摂取する
まずは、1日に必要な水分量をしっかりと満たしましょう。
1日に必要な水分量をしっかり摂取できていないと、便が硬くなってお通じが悪くなったり、胃腸の働きが低下してしまいます。
成人女性は1日1.5リットル~2リットルが目安です。
お茶以外にも水や白湯などで、最低でもこの量の水分補給を目指しましょう!
2-2-2.一度にたくさん飲まず、こまめに少しずつ飲む
一度に沢山の水分を取ってしまうと、便ではなく尿として排出されます。
便秘を解消するためには、水分は尿ではなく便として排出してほしいところです。
また、便秘茶の種類によっては一度にたくさん飲んでしまうことによって下痢や腹痛を起こす可能性があります。
そのため、お茶を飲む時はゆっくり時間をかけて少しずつ飲みましょう。
2-3.お茶の状態
2-3-1.お茶はホットもしくは常温で飲む
お茶はなるべく温かい状態で飲みましょう。
ホットで飲むことで、体が温まり代謝のアップや肝機能・胃腸などの動きを活発化する効果が期待できます。
ホットがあまり好きでない人は、常温の状態で飲むことで体に負担をかけずに体が吸収してくれるので、おすすめです。
2-3-2.最初は薄めに作って、お茶の効きが悪い場合は少しずつ濃くしていく。
初めて便秘茶を飲む時は、お茶がどれぐらい効くのか分かりません。
同じ量を飲んでいても、飲む人によっては効果を全く感じなかったり、逆に効きすぎてお腹が痛くなってしまう人もいます。
早く出したい気持ちは分かりますが、腹痛を起こさないためにも最初は濃さを薄めにして飲みましょう。
「あまり効果がないな…」と感じた時は、煮出す時間やティーバッグを浸す時間を少しずつ伸ばして、濃さを調節しながら飲んでいきましょう。
煮出すなら1分長く煮出してみる、ティーバッグで作るなら30秒長く浸すなどして濃くしていくと、自分のぴったりの濃さのお茶が出来上がります。
また、その日の体調によって、濃さが調節できれば完璧です。自分にあった濃度を見つけて便秘を解消しましょう!
3.お茶の種類ごとの正しい飲み方
便秘を改善するお茶の飲み方は、お茶の種類によって変わってきます。
それぞれの正しいお茶の飲み方をマスターして、効果的に便秘対策を行いましょう!
3-1.キャンドルブッシュ入りのブレンド茶・センナ茶
【1日の目安摂取量】
1日200ml~400ml(コップ1~2杯)
【おすすめのタイミング】
寝る前に1杯、日中で1杯分
【飲む時のポイント】
- センナやキャンドルブッシュなど腸を刺激する特性のあるハーブが含まれている便秘茶は、飲み過ぎに注意しましょう。飲みすぎると、お腹がゆるくなって腹痛や下痢などの症状が起こる可能性があります。
- 即効性があり効果が高いので、丁度良い濃さを見つける必要があります。
- カフェインが含まれているお茶は、寝る前に飲むのを避けましょう。
キャンドルブッシュの入ったお茶はこちらのページで紹介しています。
3-2.ルイボスティー、プーアル茶、杜仲茶
【1日の目安摂取量】
1日1リットル~2リットル
【おすすめのタイミング】
起床後1杯、食事中に1杯、寝る前に1杯
【飲む時のポイント】
- 副作用がないので、1日の水分摂取量の範囲内ならたくさん飲んでもOKです。
- 脂肪の吸収を抑える成分が含まれています。食事中に飲むのがおすすめです。
- ノンカフェインなので、寝る前にも1杯飲んでおきましょう。
3-3.たんぽぽ茶、ごぼう茶、黒豆茶
【1日の目安摂取量】
1日1リットル~2リットル
【おすすめのタイミング】
起床後に1杯、日中はこまめに補給、就寝前に1杯
【飲む時のポイント】
- 副作用がないので、1日の水分摂取量の範囲内ならたくさん飲んでもOKです。
- 特にいつ飲まなければいけないという決まりはありませんが、朝と夜は必ず飲んで腸の働きを高めましょう。
また腸を刺激する成分が入っていないたんぽぽ茶、ごぼう茶、プーアル茶などは、1日の水分摂取量の限度内であればいくら飲んでも大丈夫です。
たんぽぽ茶やごぼう茶は、腸への刺激は弱く、たっぷりと飲むことができます。
便秘に対して即効性はありませんが、食物繊維の力で自然なお通じを促します。
このような体に優しいお茶はこちらのページで紹介しています。
妊娠中でも安心して飲める!便秘をすっきり解消できるお茶
妊娠初期〜中期は便秘に悩んでいる人が多いです。さらに、妊娠中の便秘は普通の便秘と違ってこんなことにも悩まされますよね。 むやみに便秘薬が飲めない お茶の成分が気になって便秘茶が飲めない 赤ちゃんもいるからお腹の圧迫感を余・・・
4.まとめ
便秘茶は正しい飲み方をマスターすることで、より高い効果を発揮したり、原料による副作用のリスクを大幅に下げることができます。
自分に適した量・適したお茶の濃さを見つけて便秘をすっきり解消していきましょう!