便秘解消
便秘薬、漢方、サプリメント、お茶・・・便秘の解消するための方法は沢山ありますが、便秘解消にはどの方法が最も効果的なのでしょうか。

当サイトが考える最適な便秘解消方法はお茶です。

とは言っても、便秘にはお茶が本当に効果的か分からないと信じられませんよね。
「便秘茶のどこがいいの?」
「便秘薬の方が効果がありそう・・・」
「漢方の方が安全そう」
「サプリの方が安そう!」

など、便秘をお茶で治すメリットがあまり知られていません。

そこで、今回は便秘の解消法を安全性・即効性・効果・コスパの4項目で比較して、各便秘解消法のメリット・デメリットを調査しました。

1.便秘薬・漢方・サプリ・お茶で便秘解消度を徹底比較

まずは、4つの便秘解消法を比較した結果を表にまとめました。

便秘薬 漢方 サプリ お茶
安全性
即効性
効果
コスパ

それぞれにメリット・デメリットがありますが、安全性・即効性・効果・コスパ共に最も安定しているのがお茶であることが分かります。

それではそれぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

1-1.即効性No.1!便秘薬はすぐに出したい時の最終手段

便秘薬は便秘解消法の中で最も即効性のある方法です。即効性・便を排出する効果に優れていて、確実に便を出したい時によく利用されます。

1-1-1.便秘薬のメリット

  • 1回服用するだけでも効果が現れる
  • 飲んで5〜6時間後にすぐ効果を発揮する
  • 保険を適用すると第一類医薬品でも安く入手できる

便秘薬は医薬品なので、より確実な効果が実証されています。1回の服用でも便秘を解消する効果を発揮してくれるのがメリットです。

効果があるから高いと思っている人が多いようですが、健康保険が適用される医療機関が処方する便秘薬は、3割負担で購入することができます。(別途受診料必要)

1-1-2.便秘薬のデメリット

  • 副作用の危険性がある
  • 服用条件が厳しい

便秘薬は効果が高いゆえに副作用のリスクがあります。

便秘薬は自然な排便を促すものではなく、腸に薬で刺激を与えて人工的に便意を促進するものです。そのため、少なからず体に負担がかかってしまいます。

副作用で起こりやすいのは、腹痛・下痢・吐き気・食欲不振などです。

また、効果がきつすぎるために妊娠中・授乳中に服用できないのはもちろん、薬によっては12歳未満は服用できない便秘薬もあります。

効果が効きすぎてしまい、体の調子が悪くなる可能性があるのがデメリットです。

1-1-3.便秘解消に使われる便秘薬の種類

便秘薬は主に、腸内環境を整える役割のある整腸剤、腸や便にアプローチして排出を促す下剤の2種類があります。

【整腸剤】
整腸薬は消化器官の機能を活発にして、消化・排便を促す薬です。

腸内環境を整える作用があるので、便秘だけではなく、下痢などの症状にも使われることが多いです。

主な成分…ビフィズス菌、ラクトフェリン、乳酸菌、宮入菌、ビオジアスミンF、ラクボン
主な市販薬…ガスピタン、ビオフェルミン、ラッパ整腸薬、ザ・ガードコーワ、トルクミン

【機械性下剤】
機械性下剤は、腸内の水分を吸収して便に結びつき、便をやわらかくする・かさ増しする作用があります。

これにより便が排出されやすい状態になり、便通の改善を促す効果をもたらします。

主な成分…塩化マグネシウム、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、プランタゴ・オバタ種子、バルコゾル、ラクツロール
主な処方薬…モニラック、ビーマスS、D-ソルビトール、マグミット、マグラックス
主な市販薬…スラーリア、ミルマグ、スルーラックデトファイバー、スルーラックデルジェンヌ、コーラックファイバー、ウィズワン

【刺激性下剤】
刺激性下剤とは、有効成分が腸の粘膜を直接刺激して、腸のぜん動運動を活発にして便を排出する薬です。

主に、大腸刺激性下剤(結腸刺激性下剤)と小腸刺激性下剤があります。便秘薬は主に大腸刺激性下剤に分類されます。

刺激性下剤は使う人によっては刺激が強く、腹痛を引き起こしてしまう可能性があります。

主な成分…アントラキノン類(センナ、アロエ、ダイオウなど)、ジフェニルメタン系(ピコスルファートナトリウム、ビサコジル)
主な処方薬…大黄、プルセニド、ラキソベロン、アローゼン
主な市販薬…コーラック、スルーラックS、ビューラック、デトファイバー、サトラックスエース

1-2.自分の体質を見極めて選ぶと効果テキメンの漢方

漢方も薬の一種ではありますが、西洋医学に基づいて作られた便秘薬とは大きな違いがあります。それは、効果の表れ方と使用の目的です。

漢方は今抱えている症状を緩和するだけではなく、その症状が起こりやすい体質自体を根本的に改善してくれる作用があります。

1-2-1.漢方薬のメリット

  • 便秘の根本的な改善が目指せる
  • 効果の出方が緩やかで体に負担がかかりにくい
  • 便秘以外の症状の緩和にも効果的

漢方薬は便秘に効果をもたらすだけではなく、便秘を起こしやすい体質を改善してくれる効果が期待できます。

便秘薬と違い、症状を一時的にしのぐ薬ではないので、長い目で見ると漢方薬の方が効果を実感できます。

また、漢方薬は体質を改善する目的の薬で、便秘の原因を起こす症状や、便秘から来る他の症状も改善することができます。

1-2-2.漢方薬のデメリット

  • 即効性は期待できない
  • 薬の相性によって効果が左右される
  • 保険適応外なので価格が高い

漢方(東洋医学)と便秘薬(西洋医学)を比べた時のデメリットは即効性です。漢方薬は便秘薬に比べると、即効性は劣ってしまいます。今すぐ出したい時に使うのはおすすめできません。

同じ作用のある漢方薬でも、使う人の体質によって効果の表れ方が大きく変わってしまいます。本当に自分にあったものを見つけるには、様々な漢方薬を試していかなくてはいけません。

漢方最大のデメリットは、他の便秘解消法よりも価格が高くなってしまいがちな点です。保険適応外の漢方で治す場合は、1日300円〜500円ほどかかってしまいます。

価格面のことを考えると、なるべく避けたい解消方法だと考える人も多いです。

1-2-3.体質別のおすすめ漢方

便秘の解消によく使われている漢方薬をご紹介します。
【大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)】
・漢方の中でも最も代表的な便秘薬。
・健康的で体力がある人によく処方されます。
作用…便秘症、のぼせ、皮膚炎、食欲不振
副作用…胃の不快感、腹痛、下痢

【麻子仁丸(ましにんがん)】
・便をやわらかくして便通を良くします。
・高齢の方や、コロコロした便が出る人に処方されます。
作用…便秘、便秘に伴う痔、萎縮腎
副作用…胃の不快感、腹痛、下痢

【大甘丸(だいかんがん)】
・便秘薬の刺激性下剤に似た働きをします。
・漢方でなるべく即効性を期待したい人向けです。
作用…便秘、便秘に伴う頭重、のぼせ、湿疹、皮膚炎、吹き出物、ニキビ
副作用…腹痛、下痢、吐き気

【大柴胡湯(だいさいことう)】
・便秘だけではなく、肝臓や胆のうの病気、めまい、肩こりなど幅広い症状で処方されます。
・お腹が強く張っている人向けの薬
作用…便秘、耳鳴り、肩こり、食欲不振、不眠症、頭痛、神経衰弱
副作用…胃の不快感、下痢、腹痛、吐き気、食欲不振

【三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)】
・便秘の他にも、のぼせやイライラなどの緩和に用いられます。
・余分な体の熱を取る作用もあり、赤ら顔の改善にも役立ちます。
作用…便秘、のぼせ、鼻血、更年期障害、高血圧症、動脈硬化症
副作用…食欲不振、腹痛、下痢

【大建中湯(だいけんちゅうとう)】
・体を温めて胃腸の機能を活発化させる作用があります。
・冷え性に悩む人、冷えからくる便秘におすすめです。
作用…腹痛、腹部膨満感、嘔吐、便秘
副作用…腹痛、下痢、吐き気、発疹、かゆみ

【清営顆粒(せいえいかりゅう)】
・体に熱がこもる「血熱」からくる発熱や肌荒れ、便秘、生理不順などに効果的。
・血熱の症状が起こりやすい女性に処方されることが多いです。
作用…便秘、便秘に伴う症状の緩和(のぼせ、肌荒れ、吹き出物、食欲不振、腹部膨満、腸内異常発酵)
副作用…腹痛、嘔吐、吐き気、発疹・発赤、かゆみ

1-3.サプリは効果・コスパ共にあまり期待できず

サプリメントは、健康食品で副作用などの心配がほとんどなく安全性は高いですが、即効性や効果が他の解消法に比べて低く、価格も少し高めなのが特徴です。

1-3-1.便秘解消にサプリを使うメリット

・副作用の心配がない
・どこでも手軽に飲むことができる

サプリメントのメリットは水さえあればどこでも手軽に飲めるところです。どこでも飲めるのは薬も同じですが、副作用の心配がないので、タイミングや体の調子にあまり左右されず服用することができます。

1-3-2.便秘解消にサプリを使うデメリット

  • 即効性がない
  • 価格が高い
  • 効果が薄い

サプリメントのデメリットとして上げられるのは、便秘薬に比べると即効性がなく効果が薄い点です。

サプリメントの価格は1ヶ月分約4,000円前後で、便秘薬と比較すると割高になってしまいます。

そのため、便秘の解消をサプリメントで行うのはあまりおすすめできません。

1-4.便秘茶は安全性・コスパ共に優秀。効果の強さは調節で可能

便秘を解消する作用のあるお茶は、便秘薬や漢方のような副作用の心配が少ないのに即効性があり、便秘解消に高い効果が期待できます。

お茶の効果は、お茶の種類や濃さによって丁度良い程度に調整可能で、効きすぎによる腹痛などの心配も少ないです。

1日分は100円以下で抑えられるお茶が多く、コストパフォーマンスも優秀です。

2.好みで選ぶ便秘茶2タイプ

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便秘茶は効果の大きさや即効性・安全性で2つのタイプに分かれます。

すぐに便秘を治したい人…キャンドルブッシュ入りの便秘茶
安全性を重視して自然なお通じを目指したい人…キャンドルブッシュなしの便秘茶

2-1.今すぐ出したい時に便利なキャンドルブッシュ入り便秘茶

「今の便秘を今すぐ出したい!」と考えている人におすすめなのはキャンドルブッシュの入った便秘茶です。

キャンドルブッシュとは、多くの便秘茶の原料に配合されている植物で、腸を刺激して便を促す作用があります。

1回飲むだけでも即効性を発揮しますが、摂りすぎると腹痛や下痢など副作用に近い症状が現れる可能性がある点だけ注意する必要があります。

キャンドルブッシュが配合されている便秘茶はこちらで紹介していますので、興味があればチェックしてみてください。

便秘解消に効果のあるお茶>>

2-2.体質改善におすすめ!食物繊維メインの便秘茶

腸を直接刺激せず、自然にお通じ改善を目指したい人は、キャンドルブッシュが入っていないマイルドな効き目の便秘茶がおすすめです。

腸を刺激する成分がない分即効性は期待できませんが、効きすぎによる腹痛や下痢の心配はありません。

食物繊維たっぷりのお茶が腸内環境を整え、便を排出しやすい体づくりを助けます。

またこのタイプの便秘茶は、キャンドルブッシュ入りのお茶が妊娠中に飲用できないことから、妊婦さんの便秘解消にもよく利用されます。

食物繊維メインの便秘茶はこちらのページで紹介しています。

妊娠中でも安心して飲める!便秘をすっきり解消できるお茶>>

3.まとめ

お茶は選び方やお茶の濃さで効果の程度を調節できるので、最も安全で健康的に便秘を改善することができます。

即効性や効果が高いのは便秘薬ですが、体への負担が大きいのでお茶で便秘が解消できなかった場合のみ服用すると良いでしょう。