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便秘に効果のあるお茶は、効きすぎると腹痛が起きたり下痢になったりする可能性があります。
便秘は治したいけど、腹痛や下痢は絶対に起こしたくないものです。
しかし、中には下痢や腹痛が起こりにくくて、体に優しいお茶もあります。
そんな刺激の少ない、マイルドな効き目のお茶をご紹介します。
お腹が痛くならない便秘茶で、効きすぎのリスクを防ぎながら安全に便秘を改善していきましょう。
1.お腹が痛くなりにくい優しい効き目の便秘茶5選
便秘に効果が期待できるお茶で、お腹に負担がかかりにくく、下痢や腹痛を起こしにくい製品を5つご紹介します。
たんぽぽ茶ブレンド
たんぽぽ茶ブレンドは、ノンカフェイン・カロリーゼロ・下剤成分フリーの体に優しいお茶です。
たんぽぽは、土の奥深くまで根を張る植物で、鉄やビタミンB2、カリウムなど多くの栄養を蓄えています。
特に、たんぽぽの根に含まれるイヌリンという食物繊維は、腸内の余分な水分を便に取り込み、便をやわらかくする効果があります。
他にも、便秘の改善だけではなく、冷え性の緩和やむくみの改善など女性に起こりやすい体の悩みに多くの効果をもたらします。
プレミアムオーガニックルイボスティー
プレミアムオーガニックルイボスティーは、美容や便秘など多岐にわたる効果が期待できるお茶です。
ルイボスティーには、腸内環境を整えるビタミンB類、ビタミンCや、便をやわらかくして排出を促すカリウムやマグネシウムが含まれており、自然な排便を促す作用があります。
また、活性酸素を除去する「スーパーオキシド消去活性(活性酸素分解酵素)」も含まれていて、アンチエイジングや美肌効果も期待できます。
ダイエットプーアール茶
ダイエットプーアール茶は、名前の通りダイエットサポートを目的としたお茶ですが、便秘の改善にも効果的です。
プーアール茶に含まれるマグネシウムやカリウムなどのミネラルは、便に水分を与え排出を促す効果があります。
また、腸の働きを助けるビタミン類も豊富なので、便秘とダイエットを同時に行いたい人におすすめのお茶です。
もちろん、下剤成分不使用で効きすぎによる便秘や腹痛の心配はありません。
するっと抹茶
ノンカフェイン・下剤成分を含まない抹茶です。
普通、抹茶はカフェインが入っているものですが、するっと抹茶は緑茶ではなく、整腸効果のある桑の葉を使用しているため、ノンカフェインで好きな時に飲むことができます。
他にも善玉菌を作る素となるオリゴ糖など、便秘改善に嬉しい成分が配合されています。
あじかん焙煎ごぼう茶
つくば山崎農園のあじかんごぼうをたっぷり使用したごぼう茶です。
ごぼうに含まれる水溶性食物繊維イヌリンは、腸内環境の改善に役立ちます。
また、ごぼうに含まれるポリフェノールには、エイジングケアをサポートする効果もあります。
2.便秘でお腹が痛くなる原因
最初に下痢や腹痛になりにくいお茶をご紹介してきましたが、便秘茶による便秘や下痢はどうしておこるのでしょうか。
便秘茶で起こる下痢・腹痛の原因をまとめました。
2-1.下剤成分が効きすぎている
便秘茶の製品の中には、センナ・ゴールデンブッシュ配合の便秘茶が販売されていることがあります。
これらの便秘茶には、天然の下剤成分が含まれていて、便秘に対して即効性を発揮します。
しかし、飲み過ぎたり、濃い状態で飲んでしまうと、効き目が出過ぎて下痢や腹痛を引き起こしてしまうことがあります。
2-2.弱った胃腸を無理やり活動させようとするから
便秘中のお腹は、腸にガスが溜まり、弱っている状態の場合が多いです。
しかし、便秘茶を飲んでしまうと、排出を促そうと弱った腸でも動きが活発化していきます。
この無理な動きによって、胃腸はさらに負担を感じてしまい、腹痛を引き起こす原因となるのです。
3.下痢・便秘になりにくい便秘茶の選び方
先ほどの原因を踏まえて、下痢や腹痛になりにくい便秘茶を上手に選ぶポイントをご紹介します。
3-1.下剤成分が配合されていないお茶
腹痛を起こしにくい便秘茶を選ぶ上で最も大事なのが、下剤成分「センノシド」が含まれていないお茶です。
センノシドが含まれる原料は、センナ、キャンドルブッシュ(カッシア・アラタ)、エビスグサ、キダチアロエなどです。
センノシドは天然の下剤成分で、便秘に高い効果と即効性を発揮しますが、その日の体調や飲む量によっては下痢や腹痛を引き起こしてしまう可能性があります。
もし、下剤成分の入ったお茶を飲む時は、“1日500mlまで”などお茶の量に気をつけて飲むと、効きすぎによる腹痛を防ぐことができます。
3-2.腸内環境を整えてくれる成分が配合されているお茶
下剤成分がない便秘茶は、腸内環境を整え善玉菌を増やすことで、腸の動きが活発にさせます。
そのため、腸内環境を整える作用があるお茶は、便秘を優しく解消してくれる効果が期待できます。
胃腸の調子を整えてくれる成分はこちらです。
オリゴ糖、カテキン、クロロフィル、水溶性食物繊維、ビタミンC、ポリフェノールなど
これらの成分が入ったお茶は、即効性はありませんが、便秘を穏やかに治すことができるのでおすすめです。
3-3.ホットでたくさん飲めるお茶
便秘対策に飲むお茶は、必ずホットで飲めるものを選びましょう。
お茶で体を温めることで、胃腸の機能が活発になり、結果的に便秘改善につながります。
温かいお茶は、代謝を上げる作用もありダイエットにもおすすめです。
4.まとめ
お腹が痛くならない、下痢になりにくいお茶で便秘を解消するなら、センナ・キャンドルブッシュの入ったお茶ではなく、腸内環境を整えてくれる不溶性食物繊維などが入ったお茶が適していることがわかりました。
また、便秘中は腸が弱っているので、ホットでゆっくりお茶を飲むと良いでしょう。
食物繊維やミネラルがたっぷりのお茶で、お腹をいたわりながら優しく便秘を治してくださいね!